悩めるSEの徒然なるままに

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【メモ】SIerの生き残り策

日経クロステックの極言暴論のコラムが好きで良く読むんですが、

この前の記事がまさに自分が普段感じていることを代弁してくれている!

と感じたので、備忘とシェア。

 

・記事のリンク

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00148/090500076/

 

◇印象に残った箇所を抜粋

“「顧客企業のDXに関連してどうビジネスするかではなく、御社自身のDXをどう推進するのかについて聞かせてください」。これを聞いて、SIerの幹部は一瞬あっけに取られたようで、「はぁ、DXをやるのはお客様であってウチじゃないよ」との言葉が返ってきた。“
人月商売、労働集約型の古いビジネスモデルから中々抜け出せないSIer。上に立つ人たちがこう考えている限り、いくらDXが盛り上がってもSIer企業は変われないんだろうな。

 

SIerが人月商売から脱却するには、つまり自らのDXを成し遂げるには次の3つの能力・機能が必要になる。DXを巡って経営者や事業部門の相談相手となり得るコンサルティング能力、デジタルサービスの開発を支援できるアーキテクトやプログラマーの存在、そしてサービスを実装するインフラやプラットフォームの提供である。“
いずれの機能も既存のSIerには人材が不足しているので、人材教育が必要になるはず。

きちんと人材に投資する企業じゃないとこの先は生き残れないし、人材教育を蔑ろにする会社は退場した方が業界のためだと思う。

 

"つまりSIerが自らのDXに本気に取り組めば、その過程で売上高は減る。大概の経営者は売り上げが落ちることに恐怖を覚えるらしいが、良いではないか。客のニーズの変化に合わせて、技術者らを既存の人月商売から新たなビジネスに移していく。売り上げが落ちても客は喜ぶのだから「お客様に寄り添う」SIerとして本望だろう。利益率を上げて利益を落とさなければ株主に説明もできるはずだ。"

解決策としては正論だけど、実践出来る企業はごく一部じゃないかな。

やっぱり、既存のSIerは滅ぶしかないか。

滅ぶ前に自分もこの業界から脱出しなければ。。。