悩めるSEの徒然なるままに

悩める文系SEが仕事のこと、技術のこと、キャリアのことなどを気の向くままに書いていく予定です

伝え方のノウハウ

 毎週更新すると年初に言っておきながら、

2ヶ月振りの更新です。深く反省。

これから頑張ります。

 

さて、今日は最近読んで為になった本をご紹介。

内容としては、伝え方のノウハウ。

伝え方が上手な人は、仕事の生産性も高いと感じるので、この本に書かれていることを身に付けて損はないと思います。

 

『伝わるスイッチ』

以下、ポイントのご紹介。

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OFF「では説明を始めます。さっそくですが……」

ON「始める前に、まず前提の確認です」

 

開始から1分以内で前提を伝えることで、あなたの説明を聞く人の

足並みが揃います

 

相手にして欲しい行為を具体的に伝える

 

(1)話す内容を「要素」に分ける

(2)それを本題の前に説明しておく

 

OFF「予算が決まっていないので議論できませんね」

ON「予算を仮に10億円として議論を進めましょう」

 

OFF「採用条件? 英語が堪能であること。あとは、中国語が堪能であることかな……」

ON「採用条件は、英語かつ(または)中国語が堪能であること」

 

「and」なのか「or」なのか。細部の話ではありますが、1%でも

そう思わせてしまう可能性をなくすために、「かつ」と「または」

という間違いない言葉を、はっきり使いましょう

 

OFF「東京店は好調ですね。大阪店はちょっと苦戦しています」

ON「東京店は好調。一方、大阪店は苦戦」

 

前後の文章を結びつける機能を持つ「さらに」「ゆえに」「一方で」

といった数学コトバは、実は聞き手に次の話の“方向”を示してくれ

る機能もあるのです

  

OFF「簡潔に説明をお願いします」

ON「1分で説明できる状態にしてください」

 

OFF「企画のコンセプトを明確にして」

ON「企画のコンセプトは1行で表現して」

 

OFF「5000万円のコストカット。けっこうなインパクトです!」

ON「5000万円のコストカット。当社の人件費10名分です」

 

OFF「まあまあですね」

ON「いわゆる偏差値でいえば、55ですね」

 

OFF「できるだけわかりやすく、できるだけ見やすく、……」

ON「15歳でもわかるように、85歳でも読めるように、……」

 

OFF「自己評価してみて。どうだった?」

ON「パーフェクトを100としたら、自己評価はどれくらい?」

 

OFF「来年の売上予測? なんとも言えませんね……」

ON「ポジティブ3億円、ネガティブ1億円です」

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 できる人の話が納得できるのは、伝え方に工夫があるから。

これから実践できるように頑張ります。